今さら聞けない!『鬼滅の刃』の主題歌『紅蓮華』『炎』を歌うLiSAさんってどんな歌手?

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鬼滅の刃』でLiSAを知った人

 みなさんこんにちは。webライターの「茶もふ」です。

 現在人気爆発中の『鬼滅の刃』ですが、その主題歌『紅蓮華』『炎』を歌うLiSAさんも一躍有名になりました。LiSAさんと言えば、アニソンシンガーとして高く評価され、アニメファンの中では以前から人気を集める歌手でした。しかし、最近の『鬼滅の刃』人気によって「鬼滅の人」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

 この記事では、LiSAさんの年齢や結婚相手、そしてアニソンシンガーとしての地位を確立した経緯などについて簡潔に解説いたします。

 

 

LiSAさんのプロフィールについて。気になる年齢や結婚相手は?

 

 LiSAさんは1987年6月24日生まれの女性シンガーで、岐阜県関市出身です。所属レーベルはSACRA MUSICであり、事務所はソニー・ミュージックアーティスツに所属しています。得意ジャンルは、パンク、ロック、アニメソングです。

 2020年には声優の鈴木達央さんと結婚しました。鈴木達央さんは、黒子のバスケ「高尾和成」、バカとテストと召喚獣「坂本雄二」などで人気の声優です。

 LiSAさんはロックやパンクを得意とし、そのパワフルで疾走感溢れる歌声に魅了される人も多いと思います。しかしそれだけではなく、J-POPやバラードなども歌いこなすLiSAさんはとても実力のある歌手です。

 

LiSAさんがメジャーデビューするまで

 

幼少期

 

 LiSAさんは母親の影響により3歳からピアノを始め、5歳になる頃にはミュージカル教室に通い始めました。幼少期から音楽に触れて育ち、ダンス&ボーカルグループ「SPEED」に憧れていたLiSAさんは、小学校5年生のときに沖縄アクターズスクールのオーディションを受け、見事合格しました。

 

ロックと出会った中学生時代

 

 中学2年生のときには、ロックバンドを組んでいた先輩から卒業ライブのボーカルを頼まれ、未経験ながらもアヴリル・ラヴィーンの曲を披露したというエピソードもあります。当時はロックを知らなかったLiSAさんは、初めて聞いたアヴリル・ラヴィーンの曲がとても格好良いと思い、ロックスターとして目標にし始めました。

 

高校卒業後

 

 高校を卒業した後、パンクバンド「CHUCKY」を結成し、ボーカルを担当しました。その後は上京してロックバンド「Love is Same All」を結成し、ここでもボーカルを担当しました。そして、LiSAさんが独立してメジャーデビューするのに伴い、バンドは解散となりました。

 

LiSAさんがアニソンシンガーとなったきっかけは『Angel Beats!

 

Girls Dead Monster』としてメジャーデビュー

 

 LiSAさんがメジャーデビューを果たしたきっかけは、アニメ『Angel Beats!』の作中バンド『Girls Dead Monster』のボーカル「ユイ」の歌唱パートに抜擢されたことです。ちなみに、「ユイ」の声優は喜多村英梨さんが担当していました。現在アニソン歌手としての絶対的な地位を確立したLiSAさんにとって、その始まりは『Girls Dead Monster』でした。

 しかし、アニメの挿入歌を歌うことは、当時のLiSAさんにとっては望んでいたものではありませんでした。なぜなら、アヴリル・ラヴィーンのようなロックを目指してロックバンドとして活動していたからです。

 『Girls Dead Monster』の活動を終えた後、2011年に初のシングル『oath sign』をリリースし、オリコン週間ランキングで5位を獲得しました。『oath sign』はアニメ『Fate/Zero』のオープニングテーマに起用され、本格的にアニソンシンガーとしての活動が始まっていきました。その後も多くのアニメタイアップ曲をリリースし、アニソンシンガーとしての地位を確立していきました。代表的な曲は以下のとおりです。

 ・Rising Hope魔法科高校の劣等生

 ・crossing fieldソードアート・オンライン

 ・Catch the Moment:劇場版 ソードアート・オンライン

 ・Rally Go Roundニセコイ

 ・oath signFate/Zero

 ・だってアタシのヒーロー。僕のヒーローアカデミア

 ・紅蓮華:鬼滅の刃

 ・炎:劇場版 鬼滅の刃

 

鬼滅の刃』が大ヒット

 

 2019年にリリースした『紅蓮華』は『鬼滅の刃』と共に社会現象を巻き起こし、第70回紅白歌合戦へ初出場しました。また、2020年にリリースしたシングル『炎』は自身初のオリコンシングルチャート1位を獲得し、同時にリリースしたフルアルバム『LEO-NiNE』は2度目のオリコンアルバムチャート1位を獲得しました。これは令和初のシングルアルバム同時1位の大記録となったのです。『炎』は、映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の主題歌として人気が高く、デジタルシングルチャートやストリーミングチャートにおいても1位を獲得しました。

 しかし、アヴリル・ラヴィーンのようなガールズロックをやりかったLiSAさんにとって、アニソンシンガーとしての活動は思い描いていた夢とは異なり、葛藤を抱いていたこともあったようです。

 

鬼滅の刃』の主題歌『紅蓮華』『炎』を歌うLiSAさんについてのまとめ

 

 今やアニソンシンガーとしての絶対的な地位を確立したLiSAさんですが、ここに至るまでには大きな葛藤があったのですね。理想と現実とのギャップに悩むことは誰しもが経験することであると思います。ただ、ここでアニソン歌手としての活動を決意し、その1歩を踏み出したことにより今のLiSAさんが存在しているのです。

 『鬼滅の刃』は社会現象を巻き起こし、主題歌の『紅蓮華』『炎』が大ヒットしましたが、LiSAさんはそれ以外にも多くのアニソンを歌っています。また、アニソン以外のJ-POPも歌っており、アップテンポな曲が多いため、元気を出したいときやテンションを上げたいときにぴったりの曲がたくさんあります。これを機にLiSAさんの曲をたくさん聴いてみてはいかがでしょうか。